エンジョイ日本史4  保元の乱①

今回は少々趣向を変えて

平安時代にあった事件

保元の乱についてです。

 

保元元年に起きたので保元の乱といいます。

長いので数回に分けてお伝えします。

 

学生時代に教科書にのっていた
人物や事件に関しては
当然ですが知名度高いですね

名前ぐらいは知っているとか

歴史好きなら
詳しく知っていたりします

自分も大人になって再度歴史を調べるまで
保元の乱
の名前は知っていたけれど

それがどんな事件だったのかは
すっかり忘れていました

学生時代の授業で教わった記憶は
ありましたが

 

この保元の乱平治の乱とセットで
語られることが多いのですが

平治の乱保元の乱の3年後に勃発します。

両方とも

いわゆる権力争いです

言葉を変えれば

権力の座を狙う対抗勢力が
クーデターを起こし

その後国の勢力図が大きく変わりました。

今回は保元の乱についてお伝えします。

 

平治の乱については
また次の機会にお伝えします。


保元の乱は1156年8月5日

天皇家の兄弟である

崇徳上皇と弟の後白河天皇の権力争いですが

それに貴族や武士が巻き込まれ

当時の天下分け目の内戦となりました。


上皇天皇とありますが

上皇とは、天皇を引退した人の呼び方です

さらに上皇が出家をすると法皇となります。

二人の父親である

鳥羽法皇が存命のうちは良かったのですが

この絶対権力者たる鳥羽法皇

鳥羽法皇が亡くなったことにより
事は起こりました。

崇徳上皇と弟の後白河天皇の対立の

構図が出来上がりました。

 


双方乱の解決の為に

武士の軍事力を持ち込みました。